PEOPLE

社員紹介

自分の技術を活かして仕事をする。ひとつのことを極めるというのは格好いいなと。そういう生き方に憧れたのが、入社した理由のひとつです。入社前はいろんな有名建造物の立体駐車場をつくっていると聞いていたのですが、入社後に現場を回るなかで、先輩から「あそこもうちの仕事、あっちもそうだね」と本当にたくさんの駐車場を任されていることを知って。改めてニエカワ設備の凄さを体感しつつ、自分もなにかを残すための技術を身につけたいと思うようになりました。

機械の動力となる電気を扱うチームの一員として仕事をしています。知識は、ゼロからのスタートでした。まだ新人のため、少しずつ分かること、できることが増えていくことがやりがいになっています。新しいことが好きなので、不安よりも面白いと思うことが多いですね。電気を学ぶため勉強し直していますが、仕事に直結するので勉強も楽しいです。これから40年働くなかで大事だと思うのは、マンネリに陥らないこと。成長し続けるためにも新しいことを吸収し続けていきたいです。

本を開いて勉強することも大事ですが、現場で身につける知識や技術が一番自分の力になると感じています。入社前は「技術は盗め!背中を見て覚えろ!」といった世界なのかなと思っていたのですが、少し違いました。もちろん見て覚える部分もありますし、優れた技術はどんどん盗みたいです。でも、それだけではなくて。先輩にも「わからないことがあれば絶対に聞いてほしい」と言われますし、道具の名前から一つひとつ丁寧に教えてくれるので、安心してやってみようと思えるんです。

現場で先輩の仕事ぶりを見ていてつくづく思うのが、どれだけ優秀な道具や機械だとしても、その性能を引き出せるかは扱う人次第だなと。先輩は、みんなすごいです。本当に1ミリというズレのない丁寧な仕事をします。なにより憧れるのは、技術と経験に誇りをもって、確固たる自分の考えを持っていること。お互いがよりかかるのではなく、一人ひとりの際立つ技術から、数十メートルという巨大な立体駐車場が生まれているんです。

自分の仕事が残るというのは価値だなと思うんです。立体駐車場は建物ですから、いつかは壊されるでしょう。でも、技術は人がいるかぎり残りますし、伝えていくことに意味があると感じています。ニエカワ設備が目指しているのは、100年続く企業です。今はまだ40年ちょっと。自分は電気をまず極めて、次は機械にも挑戦したいですし、ゆくゆくは経営にも携わりたいです。そうして、これから入社してくれる次の世代に、技術やこれまでの歴史、想いをつなげられる一翼を担えたらな、なんて考えています。