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社員紹介

商業施設なら、壁をつくり窓をつけ、エスカレーターなどをつけたら出来上がりです。でも、機械式立体駐車場は違います。複雑な機械を設置して、電気を通して建物の中身全体を動くようにする。機械式立体駐車場を建てることは、ときには何十メートルにもなる巨大な装置をつくることなんです。その全行程を任される会社って、なかなかありません。しかも、大きな仕事ほど舞い込んでくる。それが、ニエカワという存在です。業界からの信頼は厚いからこそ、その信頼を崩さないようにと、いつも考えています。

本当に最初から最後までを任せてもらえる環境です。本来はゼネコンが担当する、着工プランの打ち合わせから参加を依頼されることだってあるんです。もちろんある程度の経験が必要ですが、半分以上のメンバーはその知識と技術があります。実際、「任せていい?」と言われ、自分たちでプランを立てることも少なくありません。もっと言えば、機械をつくるメーカーから意見を求められることもあります。いわば商品開発に参加しているようなもので、それくらい確かな技術力がある会社です。

ニエカワ一社に任せてもらえるということは、ここなら立体駐車場をつくるのに必要な技術、経験のすべてが得られるということです。機械班、電気班と分かれていますが、機械と電気両方に携わることも可能です。自分は電気班ですが、機械の仕事もできます。班のメンバーの中には機械の知識が豊富なメンバーも、資格取得者もたくさんいます。これだけのスキルをもっているのだから、人が増えたら立体駐車場以外の仕事も今以上に増やしていければなとも思います。

だんだん仕事を覚えてくると、自分で施工プランを立てられるようになります。大きい現場だと4人以上のチームを組み、最短でかつ美しく、いかに丁寧に終わらせられるかをお互い意見を出し合うんです。「建物の両端から攻めていったらいいんじゃないか」とか、「逆に真ん中に集まってつくっていったほうが効率的なんじゃないか」と。そんな仲間との会話自体も面白みを感じますし、みんなでやりきって、うまくいった瞬間、チームワークの良さを実感できて楽しいですね。

自分はニエカワでしか働いたことがありません。会長に拾ってもらった恩もありますし、現場に出られるうちはみんなで良いものをつくりたいという思いが強いです。ここで骨をうずめて、ゆくゆくは経営の一端を担っていければなと。そのため、将来的には現場を任せられるよう若い人にはたくさん入ってきてほしいです。技術や知識なんかは、働きだしてからいくらでも手に入ります。仕事でも部活でもそうですが、慣れるまでは苦労も多いです。だから、この仕事を選んだのなら「やり抜くんだ」という覚悟をもった人と働きたいです。